鉄道車両(主に通勤型車両)を始め自動扉にはドアステッカーが貼られているのをよく見かけます。一般的には「ドア注意」や「扉にご注意」等の文字と共に手や動物のイラスト等が添えられている物が多いです。
しかし近鉄の場合は「ゆびにごちゅうい」と表記されています。これは開閉時に手が扉に触れていると挟まれたり引き込まれたりして危険である事からあえて「扉にご注意」ではなく「ゆびにごちゅうい」と表記しているようです。
ちなみにかつては「指詰め注意」といった表記を関西地区ではよく見られたが、指詰めだと任侠映画のワンシーンを連想させるためか現在では「扉にご注意」等のような標準的な表現に変更されており、現在では紀州鉄道等一部の事業者に留まってるようです。